高島大樹 緑滴釉丼
昨日の夜はおでんにしました。
あまり好きではない「ちくわぶ」も、久しぶりに食べてみることにしました。
おそらく10年ぶりくらいでしょうか。
あいかわらず「でろ~ん」とふやけていて、見るからにまずそう。
ところがである。旨いのである。
外側はとろっとやわらかいくせに、中のほうはむっちりとした歯ごたえ。魅惑の食感なのである。
そして嚙みしめるほどに、あとから汁がじゅわ~っと。
こんなに旨い食べ物を、私はなにゆえ今日まで敬遠してきたのであろうか。
この十年、ただの一度もちくわぶを顧みることのなかった己の馬鹿さ加減に腹が立って仕方がない。
ちくわぶには悪いことをした。
「品のない生麩のよう」だとか、「ぐにゃぐにゃした不気味な物体」だとか、酷い言葉で傷つけた。
今更いくら謝ったところで、到底許してもらえるものではない。
何だか段々と話が大げさになってきたが、ちくわぶ、本当に美味しかったですぅ。。。
おでんの〆は、最後までとっておいた焼き豆腐と卵をご飯にのっけて汁をかけ、
ぐちゃぐちゃとつぶしながらいただくのが最高に旨い。
だがそれには、普通の飯碗だと小さすぎる。かといって丼を持ち出すのは大袈裟すぎる。
やや小さめの丼があれば、それがいちばん具合がいい。
こちらの高島さんの丼は、吉野家の牛丼(並)より、ほんのちょっと小さいくらい。
おでんの〆ごはんにも、あるいは雑煮や豚汁のような具沢山の汁物にもちょうどいい。
半端なサイズのようでいて、実はなにかと出番が多い丼だったりするのであります。
そうそう、おでんには手羽先を何本か入れると、コクが出て美味しいですよ。
◆2月の店休日
9日(木) 17日(金) 18日(土) 23日(木) 28日(火) 29日(水)
営業時間 12:00~18:00
◆2月のオンラインショップ更新日
28日(火)
by chidori-blog
| 2012-02-05 21:12