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昨日ご紹介した台皿は栃(トチ)でしたが、今日ご紹介するパン皿は欅(ケヤキ)で出来ています。

栃は拭き漆にすると木目が非常にきれいに出るのですが、丈夫さという点では、欅に軍配があがります。
ですからこのパン皿のように薄いものを作るときは、欅の方が適しているのです。
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私は食べ方が下手なのか、パン屑をポロポロとまわりにこぼしてしまうので、
ちょっと大きめの八寸で作ってもらいました。
これなら硬いバゲットをエイヤッとちぎっても、屑がテーブルまで飛び散らない!
それに何より薄くて軽いので、陶磁器の八寸よりずっと使いやすいのが嬉しい。
朝の忙しい時間に、重たいお皿を出したり洗ったりするのは結構面倒ですもんね。
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よく見ると、カンナ目といって、レコード盤のように細い溝が幾重にも彫られています。
この溝の部分に漆が厚く擦り込まれることで、丈夫さも増します。
そして傷がつきにくく、たとえついたとしても、それがカッコいい味になるという利点も。
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【蝶野秀紀 欅パン皿 ¥9450 径24cm×高さ2.5cm】sold out
まさに私の理想のパン皿が出来上がって、本当に嬉しくてたまりません。
あ、もちろんパン以外の料理にもバンバン使う予定です。
そして何より、良心的な価格に抑えてくれた蝶野さんに感謝です。



10月のお休み
2日(木) 9日(木) 18日(土) 19日(日) 25日(土) 26日(日)
by chidori-blog | 2008-09-30 17:58
蝶野秀紀さんの、拭き漆の器がいろいろ届いています。

普通、漆の器は分業制で作られることが多く、漆作家といえども、木地を自ら挽く人は稀です。
しかし蝶野さんは、木材を買い付けるところから仕上げまで、全ての工程をご自分の手で行います。
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蝶野さんの作品には、ドラマティックなカッコよさがあります。
闇の中からすうーっと浮かび上がってくるような木目は、見ていて飽きません。
けれど、どんな料理を盛ってもしっかり受け止めてくれる懐の深さもあるのです。
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【蝶野秀紀 栃台皿7.5寸 ¥12600 径22.5cm×高さ3.5cm】sold out
実はこの写真の器は、店主の私物。
数ヶ月間日常使いした後、わざと無数に傷をつけ、おまけに縁まで欠けさせたものです。
それを蝶野さんに送って、補修と塗り直しをお願いしてみました。
そうしたらごらんのとおり、新品同様になって戻ってきたというわけです。
実物は店頭にございますので、興味のある方はお手にとってご覧ください。
ちなみに蝶野さんの作品は、塗り直しはいつでも無料で承ります。(送料はご負担願います)
欠けの補修は、今回は1000円でした。

漆は、決して扱いの難しいものではありません。
そして、何気ない料理でも、特別なものに見せてくれる力を持っています。
ぜひ普段使いの器として、お使いいただきたいと思います。

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ただの天ぷらがこれほど映える器、他にはそうないと思います。



10月のお休み
2日(木) 9日(木) 18日(土) 19日(日) 25日(土) 26日(日)
by chidori-blog | 2008-09-29 19:02
今日はこのブログを更新するのを、うっかり忘れたまま帰宅してしまいました。
一応、これまで毎日更新を続けてきたので、ここで記録が途絶えるのは何とも悔しい。
で、慌てて自宅PCをあさったら、出てきたのがこの画像。
器ではなく、料理が主役の写真ですけど、なんとか更新することできてホッ。
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【オオタガラススタジオ 片口ボウル ¥3150】sold out
あまりにも中がクリアーに見えてしまうガラスだと、
料理を入れたとき、逆に美味しそうにみえないことがあります。
その点、このボウルは気泡がいい具合に目隠しの役割を果たしてくれるので、
サラダなどがより美しくみえるのです。



10月のお休み
2日(木) 9日(木) 18日(土) 19日(日) 25日(土) 26日(日)
by chidori-blog | 2008-09-28 23:22
9/20発売のnid9月号で、宮岡麻衣子さんと志村睦彦さんの工房が紹介されています。
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6ページにわたる、たいへん読み応えのある記事です。
11月22日から始まる、千鳥での二人展の情報も掲載していただいています。
ぜひご覧ください。

そして、p.99に製作途中の写真が掲載されていたのが、こちらの汲み出し。
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【宮岡麻衣子 草花文汲み出し碗 ¥2730 径9cm×高さ5cm】
磁器なので、汚れにくく、丈夫。
重なりがいいから収納場所をとらない。
大きさが手頃。
などなど、来客用の器として最適な理由がいくらでもあるのですが、
でも仕舞っておくのはなんとも惜しい、愛らしい汲み出しです。


※明日、27日(土)はおやすみです。

9月のお休み
4日(木) 10日(水) 18日(木) 21日(日) 27日(土)
by chidori-blog | 2008-09-26 17:45
数日にわたって馬渡さんの器をご紹介しましたが、とりあえず今日で最後。

今日ご紹介するのは、灰粉引。
馬渡さんの作品の中では、一番クセがないタイプかもしれません。
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【馬渡新平 灰粉引小鉢 ¥2100 径14cm×高さ3.5cm】soid out
昨日ご紹介した刷毛目小鉢と同じ形。取り皿におすすめ。
枚数をそろえるときは、両方をミックスしても面白いと思います。


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【馬渡新平 灰粉引取鉢 ¥2625 径16cm×高さ5.5cm】
煮物をおいしく見せてくれるこのフォルム。
少量を中央にちょこんと盛っても、あるいはてんこ盛りにしても、
どちらでもサマになる形です。



9月のお休み
4日(木) 10日(水) 18日(木) 21日(日) 27日(土)
by chidori-blog | 2008-09-25 19:32
千鳥は東京ドームの近くにあるのですが、
今日は、「これからスマップのコンサート」というお客様が二組も。
おかげさまで、ちょっとしたスマップ特需でありました。
少なからず彼らに恩義を感じた私は、
「これからは中居君のヘタクソな歌も決して馬鹿にはすまい」と誓ったのであります。
(実はコンサートでは結構上手いらしい・・・)


さて、今日も馬渡さんの器をご紹介。今日は刷毛目。
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余宮さんの刷毛目が躍動感にあふれ、圧倒的なパワーを感じさせるのに対し、
馬渡さんの刷毛目は、どこか枯れた味わい。
アンティーク家具のような、静かな美しさをたたえています。
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【馬渡新平 刷毛目小鉢 ¥2100 径14cm×高さ3.5cm】
小鉢といっても深さはそれほどないので、取り皿としてもおすすめです。


※本日、薬膳のチカラ更新しました。



9月のお休み
4日(木) 10日(水) 18日(木) 21日(日) 27日(土)
by chidori-blog | 2008-09-24 18:10
今日も引き続き、馬渡さんの器のご紹介。

昨日の「ひび粉引」は、男らしく荒々しい質感が魅力なのですが、
こちらの粉引は反対に、滑らかで静かな質感。
しかし、たっぷりかかった釉薬の跡が、動的な面白さを作り出しています。
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【馬渡新平 粉引めし碗 ¥2625 径12cm×高さ5.5cm】
大きすぎず、小さすぎず、ちょうど手頃な大きさ。
男性にも女性にもお使いいただけると思います。



9月のお休み
4日(木) 10日(水) 18日(木) 21日(日) 27日(土)
by chidori-blog | 2008-09-23 17:51
新しくお願いすることになった作家、馬渡新平さん。
北海道で作陶されています。使っている土も北海道のもの。
非常に「土っぽい」表情をした、あたたかみのある器です。

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【馬渡新平 ひび粉引くみ出し ¥2310円 径10cm×高さ6cm】sold out
萩で修行した馬渡さんならではの、ダイナミックな貫入が入った粉引。
(でも今回はちょっと控え目な焼き上がり)
使いこんで茶渋が染みていくと、もっとカッコよくなるでしょう。


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【馬渡新平 ひび粉引片口 ¥3675円 径16cm×13cm×高さ6cm】sold out
馬渡さんの器はどれも、気持ちいいほどに素直なフォルムです。
力んだところがありません。
しかし、料理を盛ったときのことを、とてもよく考えられた形です。
この片口に、あえ物や煮物などの和食を盛ってみてください。
きっと今までになく、美しく盛りつけることができると思います。



9月のお休み
4日(木) 10日(水) 18日(木) 21日(日) 27日(土)
by chidori-blog | 2008-09-22 20:01
馬渡新平さんの器が届きました。
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これからの季節に大活躍しそうな、温かみのある器ばかりです。
詳しくは、また明後日ご紹介します。

※明日、21日(日)はおやすみです。


9月のお休み
4日(木) 10日(水) 18日(木) 21日(日) 27日(土)
by chidori-blog | 2008-09-20 18:53
前回に引き続き、宮岡麻衣子さんの器をご紹介。
今日はお皿を。

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【宮岡麻衣子 印花菊文皿 ¥4830 径19cm×高さ3cm】sold out
かわいい菊がいっぱい散らばった、ちょっとにぎやかな皿。
菊の葉っぱの形が特にかわいい。
料理をたっぷり盛っても、文様が隠れないのが嬉しいですね。



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【宮岡麻衣子 染付陽刻瓢箪文小皿 ¥2730 径14cm×2.5cm】
【宮岡麻衣子 染付陽刻瓢箪文皿 ¥3675 径17cm×3cm】
【宮岡麻衣子 染付陽刻瓢箪文七寸皿 ¥6300 径21cm×3.5cm】sold out
陽刻といって、型押しされた文様が浮き出ています。モチーフはひょうたん。
そして葉っぱの部分だけがラフに染付されています。
一番小さいサイズはひょうたんの実、
真ん中のサイズはひょうたんの花、
一番大きいサイズは実と花の両方が浮き出ています。
サイズ違いで揃えても楽しいと思いますよ。
洋食器に近い感覚で、カジュアルにお使いいただける皿だと思います。


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【宮岡麻衣子 とくさ文皿 ¥6300 径20cm×高さ3cm】
こちらは砥草がモチーフ。
宮岡さんの作品には、やさしくかわいらしいものと、
ハッとするほど粋なものとがあるのですが、これはまさに粋。男前です。
個人的にも大好きな一枚。


昨日から国立のギャラリー泉さんで、宮岡さんの個展がはじまりました。
私も昨日伺いましたが、千鳥にないような可憐な器もありました。
21日(日)は宮岡さん本人もいらっしゃるそうです。
お近くの方はぜひお出かけください。(23日まで)



9月のお休み
4日(木) 10日(水) 18日(木) 21日(日) 27日(土)
by chidori-blog | 2008-09-19 20:30