松村英治展まで、あと5日
今回の個展では、松村さんの代名詞ともいえる、「焼締め」の器も多数ご覧いただきます。
釉薬を掛けない焼締めは、土が本来持っている力強さをダイレクトに味わえるところが魅力。
しかし表面がガサガサとして手触りが悪く、またシミがつきやすいことから、
「なんだか使いづらそう・・・」と思っていらっしゃる方も多いようです。
しかし!そんな方にこそ!私は松村さんの焼締めを!おすすめしたい!です!
松村さんの焼締めは、焼成作業をなんと三回も繰り返して作られているそうです。
とことん焼き抜かれている為に固く焼き締まっており、非常にシミがつきにくくなっています。
そして仕上げに一枚ずつ手で研磨しているので、手触りはつるんとなめらか。
ほっぺにスリスリしても全然平気です。
でもご覧のように、焼締めの器が持つ、豊かな表情はそのまんま。
焼締めのカップにビールを注ぐと、クリームのようなきめ細かい泡がふんわりと立ちます。
これは、多孔質のカップの表面にビールが触れることによって、炭酸ガスが気化しやすくなるからです。
釉薬がかかっていない、焼締めならではの現象です。
右の小さいカップは2100円。左の大きいカップが2625円。
焼締めデビューをするには、ちょうど手頃なアイテムかもしれませんね。
松村英治 展
3月15日(土)~22日(土) 会期中無休
12:00~19:00 ※最終日は18:00まで
作家在廊日 15日(土) 16日(日)
※あす11日(火)は店休日です。
◆3月の店休日
3日(月) 7日(金) 11日(火) 14日(金) 23日(日) 24日(月) 25日(火)
営業時間 12:00~18:00 (15~21日は19:00まで)
◆3月のオンラインショップ更新日
25日(水)
by chidori-blog
| 2014-03-10 21:53